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電気工事業者と出会える「ジモカン」

【総額2.4万円~】
浴室換気扇の交換費用と、
失敗しない業者選び

「浴室の換気扇から変な音がする…、湿気が全然取れない…。交換したいけど、総額で一体いくらかかるんだろう?」

このページでは、地元の電気工事業者に直接依頼した場合の総額の料金目安を、タイプ別に分かりやすく解説します。

専門業者に直接頼むことで、中間マージン(紹介料など)がかからないため話が早く、費用も抑えやすいのが最大のメリットです。

換気扇の仕組みを知ると、交換費用がもっと分かりやすくなります

浴室換気は、①換気扇本体②排気ダクト③屋外の排気口(ベントキャップ)の順に空気が流れます。うるささ(異音)は本体交換で解消される一方、換気能力の低下は換気扇本体以外のほこりの詰まりや劣化が原因のこともあります。

浴室換気の構成図
浴室換気の構成図。①換気扇本体、②排気ダクト、③屋外排気口の関係を示す図
  • このページで紹介する総額目安は、①「換気扇本体」の交換を前提とした金額です。
  • ②ダクト内のホコリ蓄積やアルミダクトの劣化(穴あき)があると、本体を新品にしても換気能力が十分に回復しないことがあります。
  • ③屋外排気口に防虫網がある場合、ホコリで詰まると空気がほとんど出ないことがあります。
  • その場合は、本体交換に加えて清掃や交換などの追加作業が必要になることがあります。

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1. 浴室換気扇 交換費用の総額目安【タイプ別】

【補足】天井の換気扇(シロッコファン)と壁の換気扇(プロペラファン)について

現在、ほとんどの浴室では、天井に埋め込まれた「シロッコファン」が使われています。このページでご紹介する4つのタイプは、すべてこのシロッコファンの一種です。古い戸建てなどでは壁に「プロペラファン」が使われていることもあります。このページではご相談が最も多い「天井埋込型(シロッコファン)」を中心に解説します。壁付けタイプの交換も、専門業者であれば対応可能な場合がほとんどですので、まずは相談してみましょう。

単独タイプ (浴室のみを換気)

浴室だけを換気する単独タイプの構造イラスト
戸建て:約 25,000円
集合住宅:約 30,000円

戸建ては多くの場合で単独タイプが設置されています。集合住宅でも単独タイプはありますが、戸建てよりも能力が大きなタイプが設置されていることが多いです。

2室同時タイプ (浴室+1部屋)

2部屋を同時に換気する2室同時タイプの構造イラスト
総額目安:約 33,000円

親の浴室換気扇が動くと、もう一方(洗面所など)も同時に吸気します。(集合住宅で多い仕様です)

3室同時タイプ (浴室+2部屋)

3部屋を同時換気する3室同時タイプの構造イラスト
総額目安:約 44,000円

親の浴室換気扇1台で、洗面所・トイレなど複数をまとめて換気します。(集合住宅で多い仕様です)

中間ダクトファン (本体が天井裏)

天井裏に本体がある中間ダクトファンの構造イラスト
総額目安:55,000円〜

こちらも集合住宅特有の仕様で、換気扇本体が天井内に設置されており、複数の吸込み口を同時に換気。構造上、現地確認が必要で、工事の難易度が高い場合もあります。

2. 浴室換気扇の交換時期はいつ?寿命を知らせるSOSサイン

異音

「ゴーッ」「キィ」「カラカラ」といった音が続く。
(参考ページ:異音の原因と対策

湿気・風量低下

入浴後の曇りが以前より長く残る、においが抜けにくい。

経年劣化

設置から10〜15年以上。

掃除で直るケース/交換が必要なケース

  • 掃除で改善:カバーやファンのホコリ除去で吸引が戻ることがあります。
  • 交換が必要:異音(ゴーッ/キーキー)はモーター寿命のことが多く、掃除では直りません。

放置リスク:換気不足は浴室内のカビ要因になります。

3. 【詳細解説】タイプ別の総額と内訳付き工事実例

価格の見方: ここでの金額は、専門の電気工事業者に直接依頼した場合の目安です。

単独タイプの交換実例

  • 事例概要:戸建て/築約20年/浴室のみの単独タイプ
  • お客様の課題:20年使用の換気扇から「キーキー」音が発生
  • 解決策:後継品(Panasonic FY-17C8)へ交換
  • お支払い総額:26,400円
  • 本体:8,800円/標準工事費:17,600円/工事時間:約1.5時間

戸建て・アパートの浴室換気扇は単独換気扇で、このサイズが最も多い傾向です。 分譲マンションでは、換気ダクト距離が長く、1〜2サイズ大きめの換気扇も見られますが、 総額は概ね3万円前後が目安です。

単独タイプの交換前後(比較1)

2室同時タイプの交換実例

  • 事例概要:分譲マンション/築約20年/2室同時(浴室+洗面)
  • お客様の課題:浴室と洗面の換気が弱い
  • 解決策:三菱電機 VD-15ZFC13 へ交換
  • お支払い総額:35,200円
  • 本体:14,300円/標準工事費:20,900円/工事時間:約2時間

補足:分譲マンションでは「浴室+洗面(またはトイレ)」の 2室同時タイプが多く採用されています。

2室同時タイプの交換前後(比較1)

3室同時タイプの交換実例

  • 事例概要:分譲マンション/築約25年/3室同時(浴室+洗面+トイレ)
  • お客様の課題:全体の換気効率が低下
  • 解決策:Panasonic FY-24CPTS8 へ交換
  • お支払い総額:46,200円
  • 本体:24,200円/標準工事費:22,000円/工事時間:約2.5時間

補足:分譲マンションでの採用例が多い方式です。

3室同時タイプの交換前後(比較1)

中間ダクトファンの交換実例

  • 事例概要:集合住宅/築約20年/中間ダクトファン(天井裏本体)
  • お客様の課題:天井裏からの異音
  • 解決策:三菱電機 V-18ZMC6 へ交換(安全に作業スペースを確保)
  • お支払い総額:66,000円
  • 本体:38,500円/標準工事費:27,500円/工事時間:約3時間(作業スペースが標準的な場合)

集合住宅の中間ダクトファン交換は、天井裏のスペースが限られている場合が多く、 設置状況によって工事の難易度に大きな幅があります。 古い機種では同寸法後継品が販売終了している場合もあり、 代替機種の選定や作業スペースの確認も必要になります。 正確な見積もりには事前の現地確認が必要です。

中間ダクトファンの交換前後(比較1)

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4. 知っておけば安心!追加費用が発生しやすいケース

多くの場合、追加費用は発生しませんが、設置状況によっては次のようなケースで 本体交換に加えた作業が必要になることがあります。

屋外排気口(ベントキャップ)の詰まり清掃

ホコリで詰まった屋外排気口と清掃後の比較

外壁の排気口に防虫網があるとホコリが溜まりやすく、 換気扇を新品へ交換しても全く換気されないこともあります。 排気口を取り外して清掃することで換気能力が劇的に改善します。
目安:5,000〜10,000円

※オンライン見積もりでは、詰まり具合は写真だけでは判断が難しい場合があります。

アルミダクトの劣化交換

劣化して破れたアルミダクト

排気ダクトがアルミ製の場合、湿気などの影響で劣化し、 破れや穴あきが起こることがあります。 湿った空気が天井裏へ漏れるとカビの原因になるため交換が必要です。
目安:1mあたり 5,500円(税込)

※点検口から見える範囲の写真があると精度は上がりますが、 必要メートル数は現地での確認が必要です。

天井点検口がない浴室での作業

点検口がなく取り外しが困難な在来浴室の天井換気扇

特に築古の浴室では天井点検口が無い場合があります。 加えて 40〜50年前の個体は「簡単に取り外せる前提で作られていない」ことも多く、 追加工程が必要になることがあります。
目安:11,000〜22,000円

※状況に応じて「点検口新設」や安全に取り出すための追加作業が必要になる場合があります。

5. 浴室換気扇の交換は自分でできる?DIYをおすすめしない理由

交換費用を安く抑えたいと考え、DIYを検討する方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、浴室換気扇の交換は以下の理由から絶対におすすめしません。

  • 電気工事士の資格が必須です
    換気扇の配線を伴う交換作業は、法律で定められた「電気工事士」の国家資格が必要です。 無資格での作業は違法行為となります。
  • 感電・火災のリスクがあります
    浴室は湿気が多く、不適切な配線接続は感電や漏電による火災を引き起こす最も危険な場所の一つです。
  • 水漏れ・落下のリスクがあります
    排気ダクトの接続が甘いと、結露した水が天井裏に漏れ、 天井のシミや腐食の原因となります。

6. プロが教える!失敗しない換気扇本体の選び方

【大原則】まずは「後継品」への交換を検討しましょう

浴室換気扇の交換は、現在設置されている機種と同じメーカーの、同じサイズの「後継品」に交換するのが大原則です。 なぜなら、換気扇の本体サイズが異なると、天井の開口部の大きさが合わなくなるからです。 穴を広げる「開口工事」や、逆に隙間を埋めるための「塞ぎ板」の設置といった追加の加工作業が必要になり、 工事が大幅に複雑になってしまいます。

【プロの視点】「もっと強力な換気扇にしたい」と思ったら…

性能が落ちてきたと感じる本当の原因は、換気扇本体の能力不足や劣化ではなく、 排気ダクトや排気口に溜まったホコリによる「空気の詰まり」であることがほとんどです。 大切なのは、新しい換気扇に交換し、システム全体の詰まりを解消して、 新品当時の換気能力を100%回復させることです。

【コストを抑える最重要ポイント】デザイン性の「住宅設備メーカー」vs コスパの「電気メーカー」

もし現在お使いの換気扇が、デザイン性の高いLIXILやTOTOなど、比較的高価な「住宅設備メーカー」製のものであっても、 多くの場合、よりお値打ちな「電気メーカー」製の換気扇へ交換することが可能です。

換気扇メーカーの比較。コスパ重視のパナソニック・三菱電機と、デザイン重視のLIXIL・TOTO。
デザイン性の高い住宅設備メーカー製(右)から、価格が手頃な電気メーカー製(左)へ交換できる場合があります。

【選択肢】省エネ性能で選ぶ場合の注意点

省エネ性を高める選択肢として「DCモーター」を搭載したモデルもあります。 従来の換気扇に比べ、消費電力を1/3程度に抑えられるモデルも存在します。 しかし、換気扇は元々の消費電力が非常に小さいため、実際に節約できる電気代は、1ヶ月あたり数十円程度と、 実感できるほどの効果は期待できないのが実情です。 DCモーター搭載モデルは本体価格が1.5倍ほど高くなるため、 初期費用とのバランスを考えて慎重に検討することをおすすめします。

7. より快適な浴室へ。「浴室暖房乾燥機」という選択肢

「せっかく換気扇を交換するなら、冬の寒さ対策や衣類乾燥ができる浴室暖房乾燥機に」と お考えになる方もいらっしゃるかもしれません。 ただし、これは単純な換気扇交換とは異なり、専門的で大掛かりな工事となります。 例えば、エアコンと同様の専用電源(分電盤からの配線)の新設や、 浴室天井の開口拡大、重量のある本体を支えるための天井補強工事などが必要になるためです。 機器本体の価格に加えてこれらの追加工事費も必要となるため、 費用目安も12万円以上からと高額になります。

8. 【重要】業者選びで絶対に失敗しないためのポイント

そもそも、どこに頼むのが一番お得?

換気扇の交換は、一般的に電気工事業者、街の電気屋さん、ホームセンター、リフォーム会社、工務店などに依頼できます。 しかし、家電量販店や一部のホームセンターでは「換気扇交換のみ」の工事は断られたり、 担当部署を何度も回されてスムーズに進まない、というケースも少なくありません。 (→業者ごとの詳しい比較はこちら

依頼先 メリット 注意点
◎ 電気工事業者 専門家が直接施工するため、中間マージンがなく費用が最も安くなる傾向がある。 自分で探す必要がある。
△ リフォーム会社など 他のリフォームと一緒に頼める手軽さがある。 下請け業者が施工することが多く、中間マージンで費用が割高になる。

優良な業者を見極める、3つのチェックポイント

  • 「ヒアリング」か「写真」で、概算の総額を提示してくれるか
    優良な業者は、お客様からの最初の問い合わせを大切にし、 品番や設置状況について丁寧にヒアリングを行ったり、 写真の送付をお願いしたりすることで、標準的な交換工事の「総額」を提示できます。
  • 「現地を見ないと分からない」と一蹴せず、プロとして提案してくれるか
    プロであれば、「もしダクトがこのような状態なら、追加で〇〇円かかります」といった 「条件付きの総額」や、考えられるパターンをいくつか提示してくれます。 「行ってみないと分かりません」の一点張りの業者は、不親切な可能性があります。
  • 「現地調査が必須」な場合、その明確な理由を説明してくれるか
    築年数が古い場合など、本当に現地調査が必要なこともあります。 その際、信頼できる業者は「〇〇という理由で、写真だけでは判断できないため」と、 なぜ現地調査が必要なのかを具体的に説明してくれます。

【まとめ】業者選びの本質
お客様が不安な気持ちで問い合わせをしてくれていることを理解し、 その不安を和らげるために、どれだけ親身になって正直に、 そして分かりやすく料金や工事内容を伝えようと努力してくれるか。 その誠実な姿勢こそが、結果的に丁寧な工事にも繋がります。 これこそが、業者選びのポイントだと私は考えています。

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9. 1回の訪問で完了へ!写真でできる事前見積もりの流れ

換気扇の交換工事は、機種や設置状況が事前にわかれば、概算ではなく「総額」の見積もりを提示できる業者も多くいます。 電話でのヒアリングに加え、お客様ご自身で以下の3点の写真を撮影し、 見積もりを依頼したい業者へ送付することで、その後のやり取りが非常にスムーズに進む場合があります。

  1. 型番の分かる写真
  2. 設置状況の写真(点検口が写っているとベスト)
  3. 【可能であれば】天井裏ダクトの写真

写真の撮り方(見本)

型番シールの接写例
(例1)内側の型番シール
カバー縁の型番の接写例
(例2)カバー縁の型番
設置状況の見本(換気扇と点検口が写っている)
(例3)設置状況
天井裏ダクトの見本
(例4)天井裏のダクト

10. よくある質問(FAQ)

費用について

支払い方法には何がありますか?

専門である電気工事業者の場合、 現金または銀行振込が主流です。 事業者によってはクレジットカードに対応している場合もあります。 詳しくは見積もり依頼時にお尋ねください。

見積もり金額以外に、当日追加で請求されることはありませんか?

写真では判断しづらい問題が現地で見つかった場合、 作業前に状況と費用を説明し、 ご納得いただいたうえで進めるのが一般的です。

工事について

土日や祝日でも工事は可能ですか?

対応できる事業者は多いですが、 追加料金や管理規約で日時が制限される場合があります。

工事中、家が汚れたりしませんか?

搬入経路や作業場所に養生を施し、 汚れや傷を防ぐのが一般的です。

保証・その他

工事後の保証はありますか?

新しい換気扇本体に通常1年程度のメーカー保証が付きます。 工事保証を設けている事業者も多くあります。

集合住宅ですが、管理組合への申請は必要ですか?

室内のみの交換は不要な場合がほとんどですが、 屋外の排気口に触れる作業は申請が必要な場合があります。

11. このページの監修・運営情報

監修者 株式会社電恵 代表取締役 岸 元気

監修者:岸 元気(第一種電気工事士)
(登録番号:愛知県第356095)

運営会社: 株式会社電恵

所在地: 愛知県春日井市大留町3丁目12番地13

許認可: 登録電気工事業(愛知県 第071126号)

加入保険: 請負業者賠償責任保険(補償額:1億円)

監修者より

電気工事歴は20年以上。令和2年に独立後、集客ゼロから自らホームページを作り、 電気工事・換気設備工事を受注してきました。 浴室・トイレ等の換気扇交換は累計1,000件超。 丁寧な説明と確かな施工を心がけ、クレームは一切ありません。 お住まいの地域でも、誠実に対応してくれる専門業者がきっと見つかります。

最終更新:2025年11月1日